友達100人できるかな?イギリス留学中の友達作り完全マニュアル|シャイな私でも大丈夫だった方法
はじめに
「留学先で、たった一人ぼっちになったらどうしよう…」 「英語もまだ自信がないのに、友達なんて本当にできるのかな?」
こんにちは!元イギリス留学生のそわかです。「Abbeyに恋して そわかのイギリス留学情報Navi」へ、ようこそお越しくださいました。
イギリス留学という大きな冒険を前に、期待で胸を膨らませる一方で、人間関係、特に「友達作り」については、大きな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。その気持ち、すごくよくわかります。
この記事のタイトルを見て、「友達100人なんて、私には絶対に無理だ…」と、ドキッとしたかもしれませんね。でも、安心してください。私自身が、大勢でワイワイ賑やかに過ごすより、信頼できる数少ない友人と、狭く、そして深く付き合う方が心地よい、と感じるタイプなんです。
そんな私が、イギリス留学中にどうやって一生の宝物になるような大切な友達と出会えたのか。その具体的なステップと方法を、私の体験談と共にお話ししますね。
「友達100人」を目指さなくても、あなたの留学生活は、かけがえのない友情で、最高に輝かせることができますよ。
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無理しなくて大丈夫!留学中の友達作りの、はじめの心構え
本格的なお話に入る前に、まずはあなたの心を少しだけ軽くするための、3つの心構えをお伝えさせてください。
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心構え①:「広く浅く」より「狭く深く」でいい。 無理に社交的なキャラクターを演じる必要は、全くありません。たくさんの知り合いを作ることよりも、心から信頼できる一人の友人を見つけることの方が、ずっと価値があることもあります。あなたらしさを、何よりも大切にしてくださいね。
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心構え②:焦らない、比べない。 友達作りのペースは、人それぞれです。SNSで見る他の留学生が、たくさんの友達に囲まれて楽しそうにしている姿と自分を比べて、落ち込む必要なんてありません。あなたのペースで、心地よい関係を築いていけばいいんです。
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心構え③:完璧な英語じゃなくていい。 一番大切なのは、流暢な英語よりも「あなたと話したい」「もっと知りたい」という、その気持ちです。片言でも、文法が間違っていても大丈夫。伝えようとすれば、相手はきっと一生懸命に耳を傾けてくれます。
【そわかの実体験】人見知りな私が、大切な友達と出会えた4つのステップ
では、ここからは、内向的な私が実際に経験した、自然な友達作りのプロセスを、ステップ・バイ・ステップでご紹介しますね。
🇯🇵Step 1: まずは安心できる場所から - 日本人の友達との心強い出会い
私が履修していたコースには、同じ時期に入学した日本人の留学生が15人ほどいました。慣れない環境の中、言葉の壁もなく、同じ文化を共有する彼らと情報交換をしたり、悩みを打ち明けたり…。正直に言うと、彼らの存在が、最初の大きな心の支えになってくれました。
「せっかく留学したのに、日本人とばかりいるのは良くない」という意見も耳にしますが、私はそうは思いません。見知らぬ土地で、心細い気持ちを分かち合える仲間がいることは、その後の挑戦への大きなエネルギーになります。まずは安心できる関係から始める、それでいいんです。
🇫🇷Step 2: 一緒に暮らすということ - シェアルームでの国境を越えた出会い
私の大学では、寮の部屋を一人部屋かシェアルームか選ぶことができました。私は、思い切ってシェアルームを希望し、フランス人の女の子と部屋をシェアすることになりました。
これが、私にとって大きな転機でした。 生活を共にすることで、自然と「今日の授業はどうだった?」「これ、私の国のお菓子なんだけど食べる?」といった何気ない会話が生まれます。そこからお互いの国の文化や価値観など、いろいろと語り合うようになりました。彼女は、私にとってかけがえのない友だちです。留学が終わった後でも、手紙やインターネットを通じてなどで交流が続いています。
【そわかからのアドバイス①】 外国人の友達を自然に作りたいなら、シェアルームやフラットシェアは本当におすすめです!一緒に暮らすことで生まれる絆は、とても強いものになります。
🇬🇧Step 3: 寮生活がくれたチャンス - 現地の友達との日常の出会い
寮に入っていたことで、同じフロアや共有のキッチンで、イギリス人の学生とも自然に顔見知りになる機会がたくさんありました。 最初は「Hi!」という挨拶から。次に、キッチンで会った時に「それ美味しそうだね、何作ってるの?」と声をかけてみる。そんな小さな会話を重ねるうちに、一緒にテレビを観たり、週末に街へ出かけたりする仲の友達ができました。
【そわかからのアドバイス②】 現地の学生との自然な接点を持ちたいなら、学生寮に入るのが一番の近道かもしれません。日常の中に、出会いのきっかけはたくさん転がっています。
🇬🇧Step 4: 共通の目標が絆を深める - クラブ活動での最高の出会い
そして、これが、私が一番皆さんにおすすめしたい方法です! 「せっかくイギリスに来たのだから、日本ではなかなかできない、イギリスらしいことを体験したい!」 そう思った私は、勇気を出して、女子ラグビー部のドアを叩きました。
「ラグビーって、屈強な人たちがやる激しいスポーツでしょ?」と思いますよね。私もそう思っていました。でも、イギリスの女子ラグビーは、日本で女の子たちがドッジボールを楽しむような、そんな和気あいあいとした、誰でもウェルカムな雰囲気だったんです!バースの街中には、数キロ圏内にラグビー場がいくつも点在しているほど、ラグビーは生活に根付いたメジャースポーツでした。
当時の私は小柄な痩せ型で、おまけにスポーツ音痴。そんな私でも、チームメイトが「Don't worry!(心配ないよ!)」と優しくルールを教えてくれて、本当に楽しく活動することができました。
練習や試合を通して、一つの目標に向かって一緒に汗を流すことで、言葉や文化の壁なんて、驚くほど簡単に越えてしまいます。そこには、ただのお喋り仲間ではない、本当に濃くて強い人間関係が生まれるんです。
【そわかからのアドバイス③】 ラグビーはもちろん、イギリスの大学にはクリケット、ホッケー、サッカー、そして演劇や合唱など、たくさんのクラブ(Societyと呼ばれます)があります。勇気を出して何か一つに飛び込んでみることが、最高の友達作りへの扉を開いてくれます!
友達作りを後押しする!シチュエーション別・小さなきっかけ作り
特別なことでなくても、日常の中には友達作りのヒントがたくさんあります。
- 授業で: グループワークは最大のチャンス!同じグループになった人に、まずは笑顔で挨拶してみましょう。
- 寮の共有スペースで: キッチンで会ったら「そのスパイス、どこの国の?」など、相手が作っている料理に興味を示してみる。
- カフェやパブで: 大学が主催するイベントや、寮のパブナイトなどに、まずは顔を出してみるだけでもOK。雰囲気に慣れることから始めましょう。
まとめ:「友達100人」より、心から笑い合える「一人の親友」を
留学生活を豊かに彩ってくれるのは、決して友達の数ではありません。 困った時に「大丈夫?」と声をかけてくれたり、一緒に何でもないことで心から笑い合えたりする、たった一人の友人の存在が、何百人の知り合いよりも、あなたの心を温かく、そして強くしてくれます。
大勢と広く浅く付き合うのが苦手な「狭く深く」タイプの私が、日本人、フランス人、イギリス人の大切な友達と出会えたように、あなたにも、あなたらしいペースで、きっと素敵な出会いが待っています。
この記事が、友達作りに不安を感じているあなたの心を少しでも軽くし、「自分らしい一歩」を踏み出すきっかけになれたなら、これ以上に嬉しいことはありません。
あなたのイギリス留学が、素晴らしい友情に恵まれた、かけがえのない時間になることを心から願っています。
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