Abbeyに恋して そわかのイギリス留学情報Navi

バース留学経験者そわかが語る、イギリス留学のリアルとヒント🇬🇧

イギリス留学を選ぶ理由|メリットと他国との違いを比較!

イギリス留学を選ぶ理由|メリットと他国との違いを比較!

 

 

 


1. はじめに:なぜ今、イギリス留学が注目されているのか

近年、イギリス留学が再び注目を集めています。その背景には、教育の質の高さや多文化共生の環境、そしてヨーロッパへのアクセスの良さなどが挙げられます。

筆者自身、学生時代にイギリス南西部のバース市にあるバーススパ大学へ交換留学を経験しました。バースはその美しい街並みが世界遺産に登録されており、歴史と文化が息づく魅力的な都市です。

この記事では、筆者の体験を交えながら、イギリス留学のメリットや他国との違いについて詳しく解説していきます。

 

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2. イギリス留学の主なメリット

世界トップレベルの教育機関が多数

イギリスには、オックスフォード大学やケンブリッジ大学をはじめとする世界的に有名な大学が多数存在します。教育の質の高さはもちろん、研究施設や図書館などの設備も充実しており、学問に集中できる環境が整っています。

学位取得までの期間が短い

イギリスの大学は、学士課程が3年、修士課程が1年と、他国と比べて学位取得までの期間が短いのが特徴です。これにより、学費や生活費を抑えることができ、早期にキャリアをスタートさせることが可能です。

文化・芸術・歴史に触れられる環境

イギリスは、シェイクスピアやチャールズ・ディケンズなどの文学、ビートルズローリング・ストーンズなどの音楽、そして数多くの美術館や博物館があるなど、文化や芸術が豊かな国です。また、ロンドン塔やストーンヘンジなど、歴史的な建造物も多く、学びの場として最適です。

ヨーロッパ各国へのアクセスの良さ

イギリスはヨーロッパ大陸への玄関口としての役割も果たしています。ユーロスターを利用すれば、ロンドンからパリやブリュッセルへも短時間で移動可能です。週末を利用して他国を訪れることができ、視野を広げるチャンスが豊富にあります。

 

私は滞在中、ユーロスターでパリに訪れました!ロンドンからパリ🇫🇷までおよそ2時間半くらいで到着します!その他、ドイツ🇩🇪やオーストリア🇦🇹、イタリア🇮🇹、バチカン🇻🇦も訪れました。格安航空会社がたくさんあるので、周辺国へ手頃な価格で旅行できるのが魅力です!

多様な価値観が共存する社会

イギリスは多民族国家であり、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共に生活しています。大学のキャンパスでも、多国籍の学生が集まり、多様な価値観や文化に触れることができます。


3. 実際の学び:イギリスの大学の特徴

少人数制の授業とディスカッション中心の学び

イギリスの大学では、講義形式の授業だけでなく、セミナーやチュートリアルと呼ばれる少人数制の授業が多く取り入れられています。これにより、学生同士や教員とのディスカッションを通じて、深い理解を得ることができます。

論文・リサーチ重視の評価方法

評価方法としては、試験だけでなく、エッセイやリサーチペーパーの提出が重視されます。これにより、自らの考えを論理的にまとめ、表現する力が養われます。

アカデミック英語の重要性

授業や課題では、アカデミック英語のスキルが求められます。専門的な語彙や表現を習得することで、より深い学びが可能となります。

筆者の体験談(例:バーススパ大学での学び方)

在籍していたバーススパ大学では、私はメディア学と心理学の授業を受講していました。イギリスでは、日本と異なり、異なる2〜3種類の学部を専攻して幅広く学ぶことが可能です!また、実践的な少人数のセミナー形式の授業が主で、学生同士の意見交換がとても活発です。多角的な視点を得ることができました。


4. イギリス留学のデメリット・注意点

物価・家賃が高い(特にロンドン)

イギリスは、特にロンドンを中心に物価や家賃が高い傾向にあります。外食や交通費も高めですが、自炊や学生割引を活用することで、ある程度の節約は可能です。

ビザや保険などの手続きがやや煩雑

イギリスで6ヶ月以上滞在する場合、学生ビザの申請が必要となります。また、ビザ申請時には、国民健康保険サービス(NHS)への加入が義務付けられており、健康保険付加料(IHS)の支払いが必要です。これらの手続きは煩雑に感じるかもしれませんが、事前に情報を収集し、計画的に進めることでスムーズに対応できます。 

アカデミック英語に慣れるのが最初は大変

授業や課題では、専門的なアカデミック英語が求められます。最初は難しく感じるかもしれませんが、継続的な学習と実践を通じて、徐々に慣れていくことができます!

日照時間が短くなる時期がある(特に冬)

イギリスの冬は、日照時間が短く、天候も曇りがちです。このような気候により、気分が落ち込みやすくなることもあります。しかし、室内でのアクティビティや友人との交流を楽しむことで、気分転換を図ることができます。パブやビリヤード場が豊富で、週末は友人たちとバース市街のビリヤード場🎱へ繰り出すのが私の日課でした!

 

 

 

 


5. 他国との比較(アメリカ・カナダ・オーストラリアとの違い)

学費・滞在費の違い

イギリスの大学は、学士課程が3年、修士課程が1年で修了するため、アメリカやカナダ(学士4年+修士2年)に比べて通学期間が短く、トータルでの学費・滞在費を抑えることができます。たとえば、イギリスの大学の学費は年間2〜3万ポンドが相場ですが、アメリカの私立大学では年間3〜5万ドルを超えることも珍しくありません。

筆者の感覚では、滞在費はロンドンを除けば比較的コントロールしやすく、生活コストは日本と極端には変わりませんでした。ただし、外食や交通は高めなので、事前に予算を組んでおくことが大切です。

教育スタイルの違い

イギリスは“自学自習”型の学びに重きを置いており、講義のあとは自分で文献を読み、エッセイを書くスタイルです。一方、アメリカやカナダではプレゼンやグループワーク、ディスカッションがより頻繁に取り入れられています。

オーストラリアはイギリス式の教育制度を元にしていますが、もう少しカジュアルで実践的な雰囲気があり、気候や治安面もあって留学初心者には人気です。

留学生サポート体制の違い

アメリカやカナダは移民国家でもあり、留学生向けのサポートが非常に手厚い印象があります。カウンセリング、チューター制度、就職支援などが制度的に整っている一方、イギリスは大学によって差があり、サポートは自ら積極的に利用する姿勢が求められます。

 

🇬🇧筆者の経験では、バーススパ大学の留学生サポート室はアットホームで、困った時にはすぐに相談できる環境でした。チューター制度が充実しており、現地の先生方のまるで家族のように温かくサポートをしてくださり、本当に助けられました!学期の最初に行われるオリエンテーションも非常に充実しており、英国生活の基礎をしっかり学ぶことができました。

就職・ビザ制度の違い

アメリカは留学後の就労ビザ(OPT制度)が整っており、卒業後に1年程度の現地就労が可能です。カナダやオーストラリアもポストグラデュエートビザ制度があり、滞在延長の選択肢が広い一方、イギリスは以前よりも厳しかったビザ政策を緩和しており、現在は「Graduate Route」により、卒業後2年間の就労が可能になりました(博士課程は3年間)。

これは筆者が留学していた当時にはなかった制度で、今の学生には大きなチャンスだと思います。


6. 留学準備でやってよかったこと(筆者体験)【TOEFL対策メイン】

TOEFL対策を中心に進めた理由

筆者は、イギリスの大学に出願する前、日本国内で受験できる英語試験としてTOEFLを選びました。IELTSよりも馴染みがあり、受験の回数も多く、パソコン受験で結果が比較的早く出る点が魅力でした。

また、大学側がTOEFLとIELTSの両方を認めていたため、自分に合った試験を選択することができました。筆者は当時スピーキングに不安があったため、TOEFLのような定型パターンのある試験のほうが対策しやすいと感じたのです。

TOEFL対策で役立った勉強法

特に力を入れたのがスピーキングとリスニングのセクションでした。スピーキングでは、決まった構成で答える「テンプレート式回答」を意識し、毎日タイマーを使って練習。オンライン英会話も活用し、実際に声に出して話す練習を重ねました。

リスニングは、英語ニュース(BBC Learning English や NPR)を毎日聞くことから始め、シャドーイングも取り入れました。実際、リスニング力は現地での授業理解にも直結したので、時間をかけて対策してよかったと思っています。

バーススパ大学を選んだ理由(治安・文化・生活環境のバランス)

バーススパ大学を選んだのは、教育水準の高さに加えて「街の安全性」と「生活しやすさ」が大きな理由でした。バースはイギリス国内でも治安が良いことで知られ、落ち着いた学生都市の雰囲気があります。

また、自然も豊かで、週末には近くの温泉施設に行ったり、公園で友人とピクニックをしたりと、メリハリのある学生生活を送れました。大都市ほど刺激的ではありませんが、集中して勉強するには最適な場所だったと感じています。

IELTSは現地で初めて受験

留学中にイギリス国内でIELTSを受ける必要が出てきた際、最初は少し戸惑いました。TOEFLと違ってペーパー試験で、英語の発音(イギリス式)がやや聞き取りにくかったり、アカデミックライティングのスタイルにも違いがあったからです。

ですが、現地で英語漬けの生活をしていたおかげで、思った以上に対応できました。特に、大学の授業を通して「自分の意見をロジカルに述べる力」が鍛えられたのは、IELTSのスピーキングでも大いに役立ちました。

 

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7. まとめ:イギリス留学は「挑戦」と「発見」の宝庫

イギリス留学は、決して安い選択肢ではありません。しかし、その分得られるものは非常に大きく、教育の質・国際的な環境・文化体験など、他国とは一線を画す魅力があります。

筆者自身、留学前は英語への不安が大きく、TOEFLの点数がなかなか伸びずに落ち込むこともありました。それでも、イギリスでの日々は、人生の価値観を大きく広げてくれました。

今振り返れば、「思い切ってイギリスを選んでよかった」と心から思います。もしこの記事を読んでいる方が、イギリス留学を迷っているなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。あなたにとっての「発見」と「成長」が、きっとそこにあります。


※この記事は筆者の体験に基づく個人的見解です。留学に関する最新情報は、各大学や大使館の公式サイトをご確認ください。

 

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