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バース留学経験者そわかが語る、イギリス留学のリアルとヒント🇬🇧

なぜイギリス留学?メリット・デメリットを徹底解説【2025年版】|バーススパ大学留学経験者が語るリアルな魅力

なぜイギリス留学?メリット・デメリットを徹底解説【2025年版】|バーススパ大学留学経験者が語るリアルな魅力

 

 

 

 


1. はじめに

イギリス留学を考えているあなたへ。こんにちは!

私は、学生時代に**イギリス・バーススパ大学(Bath Spa University)**に交換留学していました!

バースは、イングランド南西部にある歴史的な街で、なんと街全体が世界遺産に登録されている美しい場所。ローマ時代の公衆浴場「ローマン・バス」や、ジョージ王朝時代の建築が残る街並みなど、まるで映画の世界に入り込んだかのような環境で毎日を過ごしていました。

この記事では、私のリアルな体験をベースに、

  • イギリス留学が2025年に注目されている理由

  • メリット・デメリット

  • 他国との違い

  • 留学をおすすめしたい人の特徴

  • 準備のコツや体験談

  • 留学後の変化

といったトピックを、現地に住んで感じた本音とともに徹底解説していきます。

「イギリスっておしゃれだけど、実際どうなの?」「住みにくくない?英語は?費用は?」と気になっている方には、きっと役立つ内容になっているはずです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


2. イギリス留学が注目される理由【2025年のトレンド】

近年、イギリス留学は再び注目を集めています。特に2025年においては、以下のような理由で人気が高まっています。

学位制度の短さ(学士3年・修士1年)

アメリカや日本では一般的に学士課程が4年ですが、イギリスでは3年間で学士号が取得できます。さらに、修士課程も1年で修了できるのが特徴。これは、時間と費用の節約という大きなメリットがあります。

「短期間で質の高い教育を受けたい」「早くキャリアをスタートさせたい」と考える方には、まさにぴったりな選択肢です。

世界ランキング上位の大学多数

イギリスには、オックスフォード大学ケンブリッジ大学をはじめ、世界トップクラスの大学が多数あります。Times Higher EducationやQSランキングでも常に上位にランクイン。

教育の質の高さは世界的に認められており、アカデミックに本気で学びたい人にとって理想的な環境が整っています。

国際的な学習環境と多文化共生

イギリスの大学は、留学生の受け入れが非常に活発。授業では当たり前のように様々な国籍の学生とグループワークを行います。

私自身も、講義ではインド、ナイジェリア、ドイツ、中国など本当に多様なバックグラウンドを持つ学生と意見を交わしました。時には英語のアクセントに戸惑いながらも、お互いを尊重し合う姿勢が根付いているのが印象的でした。

💬 筆者の体験談:「講義で世界中の学生とグループワーク。多様性に刺激を受けた」

異なる文化の中で学ぶこと自体が、視野を広げるきっかけになります。


3. 筆者が体験したイギリス留学のメリット5選

画像:世界遺産の街バースのシンボル「パルトニー橋」👆

 

ここからは、実際に私が体験したイギリス留学の**「ここが良かった!」と思うポイント**を、5つに絞って紹介します。

① 本場の英語とアカデミック環境に身を置ける

イギリス英語は、発音や語彙の使い方がアメリカ英語と異なる部分もありますが、英語の原点ともいえる本場の英語を日常的に聞きながら生活できるのは貴重な経験です。

さらに、イギリスの大学はディスカッション中心の授業が多く、自分の意見を論理的に伝える力が自然と養われます。

② 歴史ある街並みの中で学べる(バースは街ごと世界遺産!)

私が留学していた**バース(Bath)**は、冒頭でもお伝えした通り街全体が世界遺産。重厚な石造りの建物が並ぶ街並み、緑豊かな公園、街の中心にあるローマ時代の浴場跡…。

そんな場所で毎日を過ごし、歴史の中に身を置く感覚を味わえるのは、何にも代えがたい体験でした。

③ 気候が安定しており、過ごしやすい

イギリスは「雨が多い」と思われがちですが、バースを含む南部は比較的天気が穏やか。夏は25度前後と涼しく、冬も氷点下になる日は少ないです。

湿気も少ないので、日本の蒸し暑さが苦手な方には快適に感じるかもしれません。

④ 治安が良く、日本人にも住みやすい(特に地方都市)

ロンドンの一部地域を除けば、イギリスは比較的治安が良い国です。私が住んでいたバースでは、夜に一人でスーパーに行くこともありましたが、危険を感じたことはありませんでした。

日本人コミュニティも一定数あり、現地の人々も親切なので、初めての一人暮らしでも安心感がありました

⑤ 週末はヨーロッパ旅行も可能!

イギリスに住んでいると、ヨーロッパ各国が本当に近いです。格安航空会社(LCC)を使えば、週末にパリやアムステルダムにふらっと行けるのも魅力の一つ。

私も週末や休暇を利用して、フランス🇫🇷・ドイツ🇩🇪・イタリア🇮🇹・オーストリア🇦🇹などを巡り、異なる文化に触れることでさらに世界が広がったと感じました!しかも、向こうは航空券✈️が安い!格安航空会社がたくさんあるので、近隣ヨーロッパ諸国へ低価格で移動することができます。

 

 

 

 

4. イギリス留学のデメリット・注意点

ここまで、イギリス留学の良さをたっぷりと紹介してきましたが、もちろんデメリットや注意点も存在します。夢を膨らませるだけでなく、リアルな側面にも目を向けることで、後悔のない留学計画が立てられるはずです。

物価・家賃が高い(特にロンドン)

イギリスでの生活費は、日本と比べて高くつくことが多いです。特にロンドンは家賃が非常に高く、ワンルームで月に10万円以上は珍しくありません。10年以上前の当時でも外食も1回あたり2,000円以上が普通で、気軽に「ちょっとご飯に行こう」という感覚ではいられないかもしれません。

 

わたしの留学していた当時は、ポンド💷がめちゃくちゃ高い時期で、1ポンド約250円でした。地下鉄🚇初乗り(4£)は1000円と、高額だったのを覚えています。2025年5月現在では、1ポンド約196円です。為替レート的には当時よりもポンドが安いですが、今は物価もあがっているので(※地下鉄初乗り(⒍7£)但しオイスターカードで払えばだいぶ安い)、結果として私の留学していた当時よりも今の方が物価は高いと思われます。

 

とはいえ、自炊を徹底することでかなり節約が可能です。

筆者の感想:「外食は高いけれど、自炊で節約は可能。近くのスーパーでまとめ買いして、週末に作り置きしていました。食材は新鮮で種類も豊富。バースの市場では地元産の野菜やチーズが安く手に入るのも魅力でした。」

都市選びによって生活費が大きく変わる点は、渡航前にしっかり調査しておくことが重要です。

ビザや保険などの手続きがやや煩雑

イギリスに6ヶ月以上留学する場合は「Student visa(旧Tier 4)」が必要です。申請には入学許可証(CAS)、財政証明、英語力証明(IELTSなど)など、多くの書類が必要になります。

また、イギリスの医療制度(NHS)を利用するには、「IHS(Immigration Health Surcharge)」という医療付加料金も支払わなければなりません。これらの申請はすべて英語で行う必要があるため、準備期間に余裕を持って進めることが大切です。

アカデミック英語に慣れるのが最初は大変

イギリスの大学では、日常会話だけでなくアカデミックな英語力が求められます。講義では専門用語が飛び交い、課題ではエッセイやリサーチペーパーを提出しなければなりません。ネイティブの学生と同じ土俵で学ぶのは、最初は大きなプレッシャーとなるかもしれません。

しかし、大学には英語サポートセンターがあり、留学生向けのライティングワークショップや相談窓口も充実しています。

筆者の感想:「初めはついていけないのではと不安でしたが、チューター(個別指導教員)が親身にアドバイスをくれて、徐々にコツを掴めるようになりました。エッセイも最初は苦戦しましたが、パターンを覚えると書きやすくなります。」

日照時間が短くなる時期がある(特に冬)

イギリスは北緯が高く、冬になると日照時間が極端に短くなります。

特に11月から2月にかけては、午後4時には日が沈んでしまい、気分が沈みがちになる人も少なくありません。気温はそれほど低くなくても、曇りや雨の日が多く、「太陽が恋しい…」と感じることもあります。

この季節には「SAD(季節性情動障害)」と呼ばれる軽いうつ状態になる人もいるほど。対策としては、昼間のうちに散歩をする、光目覚まし時計を使う、ビタミンDをサプリで補うなどの工夫が有効です。


5. 他国との比較:イギリス vs アメリカ・カナダ・オーストラリア

次に、他の英語圏の人気留学先と比べて、イギリスの特徴を見ていきましょう。それぞれの国に良さがあるからこそ、自分に合った選択が大切です。

学位制度(短期集中 vs 長期)

イギリスの最大の特徴は、学位取得までの期間が短いこと。

一方、アメリカやカナダでは学士に4年、修士に2年が一般的。オーストラリアもイギリス寄りですが、コースによって2年以上かかる場合があります。

筆者コメント:「短期集中型の学位制度は、時間もお金も節約できる点が魅力です。集中して学びたい人には向いていると思います。」

費用・ビザの取りやすさ

  • アメリカ:学費が高く、ビザ取得もやや厳しめ。審査に時間がかかることも。

  • カナダ:ビザは比較的取りやすく、永住権を目指す人には人気。

  • オーストラリア:学費・生活費ともにやや高め。就労ビザとの組み合わせがしやすい。

  • イギリス:物価は高いが、学位期間が短いためトータルコストは比較的抑えられる。Student visa取得には一定の英語力が求められる。

教育スタイル・文化的背景の違い

  • アメリカ:プレゼンやディスカッション重視。自由でオープンな雰囲気。

  • カナダ:社会的包摂を重視した教育。多文化共生に強い関心。

  • オーストラリア:実践型の教育と自由な校風。

  • イギリス:論理性とリサーチに重きを置いたアカデミックな教育。独立して学ぶ姿勢が強く求められます。

筆者コメント:「落ち着いた環境で、じっくりと学問に向き合いたい人にはイギリスがぴったりだと感じます。」


6. イギリス留学が向いているのはこんな人

 

 

 

イギリス留学には、他国にはない魅力がたくさんありますが、特に以下のような方におすすめです。

歴史・文化・芸術に関心がある人

イギリスは世界有数の歴史的・文化的資産を誇る国です。街を歩くだけで中世の建物や古城に出会え、美術館や博物館はほとんどが無料で入館できます。ロンドンの大英博物館ナショナル・ギャラリー、オックスフォードのボドリアン図書館などは、学術的にも非常に価値が高い施設です。

筆者の実感:「週末には友人とロンドンへ行き、博物館巡りを楽しみました。美術・文化に関心がある人にとっては、まさに知的好奇心が満たされる場所です。」

アカデミックな英語を習得したい人

イギリス英語は世界の標準ともされる英語であり、語彙や構文も洗練されています。大学や大学院での学びは**批判的思考(critical thinking)**を重視しており、論文の読み書きやプレゼンテーションを通じて、自然と高度な英語力が身につきます。

ヨーロッパの多文化社会に興味がある人

EU離脱後も、イギリスには世界中から人々が集まっており、多文化共生の雰囲気は健在です。クラスメートの出身地はアジア・中東・ヨーロッパ・アフリカと多様で、留学中に異なる価値観に触れる機会も多く得られます。

筆者の体験:「現地の学生よりも、インド、アフリカ、マレーシアから来た留学生と話す機会が多かったです。宗教や食文化の違いに戸惑うこともありましたが、逆にそれが学びになりました。」

大都市よりも落ち着いた環境を求める人

ロンドンのような大都市も魅力的ですが、イギリスには静かで落ち着いた大学都市が多くあります。ケンブリッジ、オックスフォード、バース、ヨークなどは治安が良く、勉強に集中しやすい環境です。

筆者コメント:「私が選んだバースは、美しい街並みと穏やかな雰囲気が魅力でした。のびのびと過ごせて、勉強にも生活にも満足しています。」


7. 留学準備でやってよかったこと(筆者体験)【TOEFL対策メイン】

TOEFL対策を中心に進めた理由

筆者は留学前、日本国内で受験できる英語試験としてTOEFL iBTを選びました。イギリスではIELTSが主流ではあるものの、出願校によってはTOEFLスコアも認められていたため、日本にいる間はTOEFL対策に集中しました。

筆者コメント:「特にスピーキングとリスニングのセクションが難しく、最初は点数が安定しませんでした。ですが、日々のトレーニングで徐々にコツがつかめました。」

TOEFL対策で役立った勉強法

スピーキングとリスニング強化のために、以下のような学習法を取り入れました。

  • シャドーイング:英語のニュースやポッドキャストを聞きながら即座に真似して発話。

  • オンライン英会話:毎日短時間でも英語を話す習慣をつけ、スピーキング力を強化。

  • ニュース記事の音読と要約:Academicな話題に慣れながら、ライティングやスピーキングにも活かせるアウトプット練習を実施。

筆者の体感:「TOEFLのスピーキングは時間制限が厳しいため、反射的に話す力がついたのは大きかったです。」

バーススパ大学を選んだ理由(治安・文化・生活環境のバランス)

筆者が進学先に選んだのは、バーススパ大学(Bath Spa University)
バースはロンドンから電車で約1時間半とアクセスも良く、治安が良く落ち着いた雰囲気が魅力の都市です。

筆者の実感:「大都市のような喧騒はありませんが、図書館やカフェも充実していて、学びに集中できる理想的な環境でした。」

IELTSは現地で初めて受験

イギリスの大学進学には多くの場合IELTSのスコア提出が求められます。筆者は渡航後、現地で初めてIELTSを受験しました。

筆者の経験談:「TOEFLとの形式やアカデミック表現の違いに最初は戸惑いましたが、現地で日常的に英語を使っていたことで、短期間でも対応できました。」

現地での英語環境は、IELTS特有のリスニングのアクセントやライティング課題にも自然と対応できるようになるため、「とにかく英語漬け」の生活が何よりの対策となりました。

IELTS対策のポイント

イギリスの大学・大学院へ進学するには、IELTS(アカデミックモジュール)で総合スコア6.0〜7.0以上が求められます。特にリスニングとライティングがネックになる人が多いですが、毎日の積み重ねが何より大切です。

筆者アドバイス:「公式問題集での演習と、模範解答の徹底分析が役立ちました。英語のニュース(BBCなど)を毎日聞いて耳を慣らすのも効果的です。」

渡航前に調べておくべき費用と保険

留学生活にかかる費用は学費だけでなく、生活費、家賃、保険、ビザ申請料なども含めてトータルで考える必要があります。筆者は事前にエクセルで費用シミュレーション表を作成しておき、余裕のある資金計画を立てました。

また、海外保険は現地の医療に加え、盗難や航空トラブルにも備えた包括型の保険がおすすめです。

 

 

 

 


8. 留学後の変化と成長

イギリスでの留学経験は、語学力の向上だけにとどまりません。帰国後、筆者が実感した変化は以下のとおりです。

英語力の向上だけでなく、価値観・思考が広がった

「言いたいことを英語で正確に伝える力」だけでなく、「多様な考え方に柔軟に対応する力」も大きく伸びたと感じています。

筆者の感想:「価値観の違う人と何度もぶつかった経験が、自分を大きくしてくれました。『正解はひとつじゃない』と本当の意味で思えるようになったのは、イギリスでの生活があったからです。」

留学経験が就職活動でも評価された

外資系企業だけでなく、国内企業でも英語力や異文化対応力は高く評価されるポイントです。特にグローバル志向の企業では、「イギリスでの学位取得」はポジティブな印象につながりました。

筆者の実感:「面接で『どんな苦労があって、どう乗り越えたか』を話すと、興味を持ってもらえました。自信を持って語れる経験があるのは、やはり強いです。」

自信を持てるようになった

海外で暮らし、学び、時には失敗しながらも自力で前に進んだ経験は、大きな自己肯定感につながります。

筆者のコメント:「異文化の中で自分の考えを持ち、行動できたことは、何よりの財産です。今では『何とかなる』という前向きな気持ちを持てるようになりました。」


9. まとめ

イギリス留学には、教育の質の高さ、歴史的な環境、多文化社会の魅力など、他の国にはない特徴があります。一方で、物価の高さや日照時間の少なさといったデメリットもありますが、事前の準備や心構え次第で乗り越えられる課題です。

実際に筆者が体験した留学生活は、人生の中で最も濃密で、成長できた時間でした。

「イギリス留学は、ただ英語を学ぶだけではなく、“自分自身と向き合う”時間でもある。」

この経験が、きっとあなたの人生にも新しい視点を与えてくれるはずです。


10. よくある質問(FAQ)

Q. イギリス留学でおすすめの都市は?
A. ロンドン、オックスフォード、ケンブリッジ、バース、マンチェスターなどが人気です。目的や生活スタイルに合わせて選びましょう。

Q. 日本人は馴染みやすい?
A. 筆者経験:「とても暮らしやすかったです。現地の人はフレンドリーで、日本文化に興味を持ってくれる人も多く、安心して生活できました。」

Q. 授業についていけるか心配…どう対策する?
A. 事前にIELTS対策をしっかり行い、渡航後は英語サポートセンターを活用することが大切です。課題も最初は大変ですが、慣れていけば十分に対応できます。