後悔しない!イギリス留学の学校選び完全ガイド|語学学校と大学(院)の違い・探し方・決め手【元交換留学生そわかの体験談】
- 後悔しない!イギリス留学の学校選び完全ガイド|語学学校と大学(院)の違い・探し方・決め手【元交換留学生そわかの体験談】
- 【イギリス大学の魅力発見!】日本とこんなに違う?バーススパ大学の柔軟な学び方と人気学部
- 語学学校選びで「しまった!」とならないためのチェックポイント
- 学校選び、こんな時どうする?そわかが答えるQ&Aコーナー
- まとめ:最高の学校選びで、最高のイギリス留学を実現しよう!
はじめに:学校選びは留学の「心臓部🫀」
「イギリス留学、心は決まったけれど、学校ってどうやって選べばいいんだろう…」 「語学学校と大学、私にはどっちが合ってるの?」 「たくさんの情報がありすぎて、もう何から手をつければいいか分からない!」
こんにちは!元イギリス留学生のそわかです。「Abbeyに恋して そわかのイギリス留学情報Navi」へ、ようこそお越しくださいました。
イギリス留学の準備の中でも、学校選びは本当に大きな決断ですよね。どんな学校を選ぶかによって、留学生活の雰囲気や学びの内容、出会う人々まで、大きく変わってくると言っても過言ではありません。まさに、留学の「心臓部」とも言える大切なプロセスです。
この記事では、イギリスの学校にはどんな種類があるのか、そして自分にぴったりの学校をどうやって見つければいいのか、具体的なステップをお伝えしていきます。さらに、私自身が経験した、ちょっと回り道もしたリアルな学校選びの道のりや、バーススパ大学での学びについても、詳しくお話しできればと思っています。
実は私も、最初はアメリカの大学を目指していたんです。そこから色々な経緯があって、最終的にイギリスのバースという美しい街の大学にたどり着きました。この記事が、あなたの学校選びの不安を少しでも軽くして、「ここで学びたい!」と思える場所を見つけるためのお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。
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イギリス留学の学校、どんな選択肢があるの? - まずは基本の「キ」を押さえよう!
イギリスには、本当に多様な教育機関があります。まずは代表的な学校の種類と、それぞれの特徴をしっかり押さえておきましょう。
1. 語学学校:英語力を集中的にアップさせたいあなたへ
- 特徴: 主に英語を母語としない人々のための英語教育機関です。入学時期や留学期間を比較的自由に選べるのが大きな魅力。自分の英語力に合わせたレベル別のクラスで、少人数で学ぶことができます。会話、文法、読み書きといった総合的な英語力向上を目指すコースのほか、IELTS™などの試験対策コース、ビジネス英語コースなど、目的に合わせた専門コースも充実しています。放課後や週末には、観光や交流を目的としたアクティビティが企画されている学校も多いですよ。
- メリット: 英語漬けの環境で集中的に学べる、世界中から集まるクラスメイトと友達になれる、大学進学のための英語力準備にもなる。
- デメリット: 学位は取得できない、コースや期間によっては費用が割高になることも。
- こんな人におすすめ: まずは英語にしっかり慣れたい、短期間で集中的に英語力を伸ばしたい、異文化交流を積極的に楽しみたい、大学進学前に英語力を底上げしたい。
2. 大学(学部・ファウンデーションコース):専門分野を深く学び、学位取得を目指す!
- ファウンデーションコースとは?: 主にイギリス国外の高校を卒業した留学生が、イギリスの大学(学部)に進学するために必要な「準備コース」のことです。大学の授業についていくためのアカデミックな英語力や、専攻したい分野の基礎知識、イギリスの大学での勉強の仕方などを1年間ほどかけて学びます。
- 学部留学の特徴: 興味のある専門分野をとことん深く学び、通常3年間で学士号(Bachelor's Degree)を取得します(スコットランドの大学は4年制が多いです)。講義(レクチャー)、少人数でのディスカッション(セミナー)、個人指導(チュートリアル)などを組み合わせて学習を進めます。
- メリット: 専門知識と高度な英語力が身につく、論理的思考力や問題解決能力が養われる、卒業後のキャリアの選択肢が広がる。
- デメリット: 入学に必要な英語力や学業成績の基準が高い、学費も語学学校に比べると高めになることが多い。
- こんな人におすすめ: 特定の分野を専門的に深く学びたい、イギリスの大学の学位を取得して国際的に活躍したい。
3. 大学院(修士・博士):専門性をさらに高め、研究の世界へ!
- 特徴: 学部で学んだ分野をさらに深く掘り下げたり、新たな専門分野を学んだりします。修士課程(Master's Degree)は通常1年間(コースワーク中心のものと、研究と論文執筆が中心のものがあります)、博士課程(PhD/Doctorate)は通常3~4年かけて研究論文を完成させます。
- メリット: 高度な専門知識と研究能力が身につく、その分野の専門家としてのキャリアアップに直結する。
- デメリット: 入学基準が非常に高く、高い英語力はもちろん、関連分野での学業成績や職務経験が求められることも。自主性と高度な計画性が不可欠。
- こんな人におすすめ: 特定の分野で世界トップレベルの研究に携わりたい、専門家として国際的な舞台で活躍したい。
4. その他(専門学校、カレッジなど):特定のスキルを身につけたい人に
アートやデザイン、ファッション、演劇、音楽、ホスピタリティ、観光など、より実践的なスキルや職業直結型の知識を学べる学校もあります。自分の興味や将来の目標に合わせて、こうした選択肢も検討してみると良いでしょう。
【私の体験談🇬🇧】アメリカ断念から「バースに恋する」まで - そわかのリアル学校選びストーリー
さて、ここで少し、私自身の学校選びの経験をお話しさせてください。 実は、私が大学で交換留学を考え始めた当初、憧れていたのはアメリカの大学でした。カリフォルニアのサンフランシスコや、テキサスの広大なキャンパスに漠然とした憧れを抱いていたんです。
しかし、いざ準備を始めてみると、大きな壁にぶつかりました。それは「語学力」です。当時の私の英語力では、目標としていたアメリカの大学の交換留学プログラムの基準には、残念ながら届きませんでした。
でも、そこで諦めずに、「それなら、他の選択肢も見てみよう!」と視野を広げてみることにしたんです。その中で浮上してきたのが、ヨーロッパの国々でした。
ここでの学びポイント①:自分の実力を客観的に見つめること、そして選択肢を柔軟に持つことの大切さ。時には、当初の目標に固執するよりも、現実的な視点を持って選択肢を広げることで、思いがけない素敵な道が開けることもあるのだと、この時学びました。
ヨーロッパの国々を調べるうちに、特に惹かれたのがイギリスでした。歴史ある街並み、美しい田園風景、そして何よりも本場の英語に触れられる環境。そして、いくつかの大学の資料を取り寄せる中で、運命的な出会いを果たしたのが、バースという街、そしてバーススパ大学だったんです。
バースの、まるで絵葉書のような美しい街並みや、ローマ時代からの歴史が息づく荘厳な建造物の写真を見た瞬間、「あ、ここだ!」と心がときめいたのを今でもはっきりと覚えています。まさに「恋に落ちた」ような感覚でした。
ここでの学びポイント②:データや条件だけでなく、自分の「好き!」という直感やフィーリングも、学校選びの大切な要素になるということ。 長い時間を過ごす場所ですから、自分が心から「ここで学びたい」「ここで暮らしたい」と思えるかどうかは、とても重要だと感じます。
こうして、私はバーススパ大学への交換留学を目指すことになりました。交換留学制度を利用したので、学費の面で大きなメリットがあったのも、私にとっては重要なポイントでした。
学校選びは、時に回り道や予定変更もあるかもしれません。でも、その一つ一つの経験が、自分にとって本当に大切なものを見つけるためのステップになるのだと、今振り返ると思います。
後悔しない学校選び!7つのチェックポイントと探し方のリアルなコツ
では、具体的にどんな点に注意して学校を選んでいけば良いのでしょうか?私が考える7つのチェックポイントと、情報収集のコツをご紹介します。
Point 1: 「何のために留学するの?」目的をハッキリさせよう!
まずは自分自身に問いかけてみてください。英語力をとにかく伸ばしたいのか、特定の専門分野を深く学びたいのか、異文化体験をたくさんしたいのか、将来のキャリアのためなのか…。留学の目的が明確になれば、自ずと選ぶべき学校の種類やコースが見えてきます。
Point 2: 「今の私の英語力は?」現実と向き合おう!
IELTS™やTOEFL®などの英語能力試験のスコアは、自分の英語力を客観的に知るための大切な指標です。行きたい学校が求めるスコアに達しているか、もし足りない場合は、まずは語学学校で英語力をアップさせる必要があるかなど、現実的な計画を立てましょう。
Point 3: 「何を学びたい?」コース内容を徹底リサーチ!
大学や大学院を目指すなら、どんなコースで何が学べるのか、徹底的に調べましょう。大学の公式サイトには、各コースの詳細なシラバス(講義計画)が掲載されていることが多いです。大学ランキングも参考にはなりますが、それ以上に、自分が本当に興味を持てるカリキュラムかどうかを見極めることが大切です。
Point 4: 「どんな雰囲気で学びたい?」学校のカラーを見極めよう!
歴史と伝統を重んじるアカデミックな雰囲気の大学もあれば、モダンで実践的な学びを重視する大学もあります。大規模な総合大学か、アットホームな小規模校か。キャンパスは都市の中心部にあるのか、郊外の広大な敷地にあるのか。留学生へのサポート体制が充実しているかも、重要なチェックポイントです。
Point 5: 「どんな街で暮らしたい?」立地と環境は超重要!
学校がある街の雰囲気も、留学生活の満足度を大きく左右します。都会の刺激を求めるのか、地方の落ち着いた環境を好むのか。治安、物価、気候、日本からのアクセス、そして何よりも、自分が「住みたい!」と思える街かどうか、しっかりリサーチしましょう。
Point 6: 「予算は大丈夫?」学費と生活費をしっかり計算!
留学には、残念ながら費用がかかります。無理のない予算計画を立てることが、安心して留学生活を送るための第一歩です。奨学金の情報も積極的に集めてみましょう。
Point 7: 「入学条件はクリアできる?」出願準備は早めに!
必要な書類(成績証明書、推薦状、志望理由書、ポートフォリオなど)、英語力の証明、そして何よりも出願締切日をしっかり確認し、余裕を持って準備を進めましょう。
⭐️探し方のコツ:情報収集は足で稼ぐ!
- 王道: 大学・学校の公式サイト、パンフレット請求は基本中の基本。隅々まで読み込みましょう。
- リアルな声: 留学フェアに足を運んで、学校の担当者や留学経験者の話を直接聞いてみるのがおすすめです。経験者のブログやSNS、海外の学生向け口コミサイト(例:StudentCrowdなど)も、リアルな情報収集に役立ちます。
- プロの力: 留学エージェントに相談してみるのも一つの方法です。特に初めての留学で不安な場合は、情報提供や手続きのサポートをしてもらえるでしょう。ただし、エージェントによって得意な国や学校、サポート内容、費用などが異なるので、複数のエージェントの話を聞いて比較検討することが大切です。
【イギリス大学の魅力発見!】日本とこんなに違う?バーススパ大学の柔軟な学び方と人気学部
ここで少し、私が実際に通っていたバーススパ大学での経験を通して感じた、イギリスの大学の魅力についてお話ししたいと思います。特に、日本の大学のシステムとは違うな、と感じたのは、専攻科目の選び方の柔軟性でした。
私が体験した「学部横断型」の専攻選択!
バーススパ大学では、なんと、専攻科目を学部を超えて1~3種類選ぶことが可能だったんです。これは、日本の大学ではあまり一般的ではないかもしれませんね。例えば、「文学部のこの科目と、社会学部のあの科目を組み合わせて学びたい」というような、自分の興味関心に合わせたオーダーメイドの時間割が作れるイメージです。
私自身は、心理学とメディアコミュニケーション学の2つの学部から科目を選んで専攻していました。元々人間の心や行動に興味があった心理学と、情報がどのように伝わり社会に影響を与えるのかを学ぶメディアコミュニケーション学は、私の中ではとても親和性の高い分野でした。実際に、両方の視点から物事を考えることで、より深い理解が得られたと感じています。
周りの友人たちも様々でした。3つの異なる分野から少しずつ科目を選んで、幅広い知識を身につけようとする人もいれば、1つの分野を徹底的に深掘りして専門性を高めようとする人もいました。学生一人ひとりの知的好奇心や将来の目標に合わせて、これほど多様な学び方が許容されている環境は、イギリスの大学教育の大きな魅力の一つだと感じました。
バーススパ大学の人気学部、ちょっとご紹介!
私がいた頃、バーススパ大学では、特に文系の**クリエイティヴライティング学、観光学、Cultural Studies(カルチュラル・スタディーズ)**などが人気で、とても活気がありました。
- クリエイティヴライティング学では、小説や詩、脚本など、様々なジャンルの創作活動に取り組み、学生同士で作品を批評し合うワークショップが盛んでした。
- 観光学では、観光産業の現状や課題を学びつつ、バースという世界的な観光地をフィールドにした実践的な研究も行われていました。
- Cultural Studiesは、メディア、ジェンダー、サブカルチャーなど、現代社会の様々な文化現象を多角的に分析する学問で、非常に刺激的な議論が交わされていました。
もしあなたが、特定の分野だけでなく、複数の分野にまたがるテーマに興味があったり、自分の関心をとことん追求したいと考えていたりするなら、イギリスの大学のこういった柔軟な学習環境は、とても魅力的に映るのではないでしょうか。
語学学校選びで「しまった!」とならないためのチェックポイント
語学学校を選ぶ際にも、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 認定校かどうかは最低限チェック! イギリスには、British Council(ブリティッシュ・カウンシル)などの公的な機関が語学学校の質を審査し、認定を与えています。認定校であれば、一定の教育水準や設備、サポート体制が保証されていると考えて良いでしょう。
- クラスの人数と国籍バランスは? 一般的に、クラスの人数が少ない方が、一人ひとりの発言機会が増え、きめ細かい指導を受けやすいと言われています。また、クラスメイトの国籍が偏っていると、特定の国の言語ばかりが飛び交う環境になってしまうことも。できるだけ多様な国籍の学生が集まる学校を選ぶと、英語を話す機会も増え、異文化理解も深まります。
- コースの種類は目的に合ってる? 一般英語コースだけでなく、ビジネス英語コース、IELTS™などの試験対策コース、大学進学準備コースなど、語学学校には様々なコースがあります。自分の留学目的や、その後の進路に合ったコースを選びましょう。
- アクティビティやサポートは充実してる? 授業以外の時間も大切です。週末の小旅行やパブナイトといった交流イベント、学習面や生活面での相談に乗ってくれるカウンセラーの存在など、サポート体制が充実している学校を選ぶと、より安心して留学生活を送れます。
- 立地と費用、そして口コミも参考に! 学校の場所(都市部か郊外か、交通の便はどうか)、授業料や滞在費、そして実際にその学校に通ったことのある人の口コミなども、総合的に比較検討しましょう。
学校選び、こんな時どうする?そわかが答えるQ&Aコーナー
最後に、学校選びでよく聞かれる質問に、私の経験も踏まえながらお答えしますね。
Q1. 大学ランキングって、どこまで参考にすればいいの?
A. 大学ランキングは、確かに学校の評判や研究実績などを知るための一つの指標にはなります。でも、ランキングが全てではありません。大切なのは、ランキングの順位よりも、その大学のコース内容や校風、研究分野が、あなた自身の興味や目的に合っているかどうかです。私が留学したバーススパ大学も、いわゆる世界大学ランキングで常にトップに名前が挙がるような超有名大学ではありませんでしたが、私にとっては素晴らしい教授陣と学友に恵まれ、本当に充実した学びの環境でしたよ!
Q2. 英語力に全然自信がないけど、イギリスの大学に行けますか?
A. 大丈夫です、希望はあります!もし現時点で大学の入学基準となる英語力に達していなくても、まずはファウンデーションコースに入学し、そこでしっかりと英語力と専門分野の基礎を身につけてから学部課程に進む、という道があります。私自身、留学前は英語力に決して自信があったわけではありません。だからこそ、その不安な気持ち、すごくよくわかります。諦めずに、自分に合ったステップを探してみてくださいね。
Q3. いくつか候補があって決められない…最後の決め手は何?
A. これは本当に難しい質問ですよね。全ての条件を比較検討しても、甲乙つけがたい場合は、最終的には「ここで学びたい!」という自分の心の声、直感を信じてみるのも大切かもしれません。可能であれば、オープンキャンパスに参加したり(最近はオンラインで開催されることも多いです)、その大学の在校生や卒業生に話を聞いてみたりするのも良いでしょう。私は、バースの街並みの写真を見た瞬間に「ビビッ!」ときた、あの感覚を大切にしました。
Q4. 留学エージェントって、使った方がいいの?
A. 留学エージェントは、情報収集や複雑な出願手続きの面で、確かに心強いサポート役になってくれることがあります。特に初めての留学で何から手をつけていいかわからない、という方には助けになるでしょう。ただ、エージェントに全てを任せきりにするのではなく、自分自身でもしっかりと情報を調べ、主体的に学校選びを進める姿勢が大切です。エージェントによって手数料の有無やサービス内容も異なるので、複数のエージェントの話を聞いて比較検討し、信頼できると感じたところに相談するのがおすすめです。
まとめ:最高の学校選びで、最高のイギリス留学を実現しよう!
学校選びは、本当に時間も手間もかかる、ちょっぴり大変なプロセスかもしれません。でも、それだけ自分の未来にとって、そして留学生活全体の満足度にとって、非常に大切な決断なのだと思います。
焦らずに、たくさんの情報を集めて、じっくりと比較検討してみてください。そして、最後は「ここで自分の可能性を試してみたい!」「この環境で学びたい!」と心から思える学校を選んでほしいと願っています。
アメリカを目指していた私が、最終的にイギリスのバースという素敵な街の大学で、かけがえのない経験をすることができたように、あなたにもきっと、運命とも言える学校との素晴らしい出会いが待っているはずです。
この記事が、あなたの「後悔しない学校選び」にとって、少しでも心強いナビゲーターとなれたなら、こんなに嬉しいことはありません。
学校選びに関する悩みや質問、あるいは「私はこんな風に学校を決めました!」といったあなたの体験談など、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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