Abbeyに恋して そわかのイギリス留学情報Navi

バース留学経験者そわかが語る、イギリス留学のリアルとヒント🇬🇧

寮だけじゃない!イギリスでの部屋探し(フラットシェア)完全ガイド|探し方・注意点・ルームメイトとの暮らし

寮だけじゃない!イギリスでの部屋探し(フラットシェア)完全ガイド|探し方・注意点・ルームメイトとの暮らし

 

 

 

はじめに

「イギリス留学、滞在先ってどうやって決めるんだろう…」 「学生寮、ホームステイ、フラットシェア…一体どれが私に合ってるの?」 「海外での家探しなんて、不安すぎる…」

こんにちは!元イギリス留学生のそわかです。「Abbeyに恋して そわかのイギリス留学情報Navi」へ、ようこそお越しくださいました。

留学準備の中でも、「どこに住むか」は「何を学ぶか」と同じくらい、本当に大きな決断ですよね。単なる寝る場所ではなく、留学生活の満足度や、どんな出会いがあるかを大きく左右する、あなたの毎日の基盤となる場所です。

この記事では、それぞれの暮らし方のリアルな良い面、そして知っておくべき注意点を、私の体験や友人の話も交えながら、これ以上ないほど詳しく、正直にお話ししていきます。

ちなみに私は大学寮のシェアルームで、フランス人の女の子と暮らしていました。その経験が、私の留学生活を何倍も豊かに、そして色鮮やかなものにしてくれたんですよ。

この「完全ガイド」が、あなたの部屋探しに対する不安を解消し、最高の留学生活を送るための、心強い味方になることをお約束します。

 

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1. 3つの選択肢を徹底比較!あなたに合うのはどの暮らし?

まずは、イギリス留学における代表的な3つの滞在方法を、様々な角度から比較してみましょう。自分が何を重視したいのかを考えながら、見てみてくださいね。

比較項目

学生寮 (Halls)

② ホームステイ

③ フラットシェア (賃貸)

費用の安さ

△ (中〜高)

✕ (高)

◎ (安〜中)

自由度

△ (ルールあり)

✕ (ルールあり)

◎ (高)

英語環境

〇 (多国籍)

◎ (ネイティブ)

〇 (ルームメイト次第)

安全性

◎ (高)

〇 (家庭による)

△ (自己管理)

手間・難易度

◎ (簡単)

〇 (手配が必要)

✕ (大変)

こんな人におすすめ

初めての留学で安心したい人、友達をたくさん作りたい人

現地文化にどっぷり浸かりたい人、生活サポートが欲しい人

費用を抑えたい人、自由を重視する人、留学リピーター

 

2.【私の体験談】学生寮での暮らし - 安心と出会いの宝庫

私が「一番安いシェアルーム」を選んだ、正直な理由

私が通っていたバーススパ大学の寮には、バス・トイレ付きの豪華な一人部屋など、グレードによって3種類ほどの選択肢がありました。もちろん、グレードが上の寮は、その分お家賃もお高め…。

費用を少しでも抑えたいと考えていた私は、一番安い寮の、さらに一人部屋よりも寮費がお手頃になるシェアルームを選びました。これが、結果的に私の留学生活にとって、最高の選択になったんです。

 

フランス人のルームメイトとの、忘れられない毎日

私のルームメイトは、フランスから来た、私より2つ年下の女の子でした。年下でしたがとてもしっかりしていて、すぐに意気投合。部屋での会話はもちろん英語です。拙い英語でも毎日顔を合わせて話すうちに、自然とスピーキング力が鍛えられました。

でも、得られたのは英語力だけではありません。彼女を通してフランスの文化や学生生活について知り、「へえ、フランスではそうなんだ!」と驚いたり感心したり。視野がぐんと広がっていくのを感じました。彼女は、私にとって国境を越えた、大切な友人です。留学が終わった後も、手紙やSNSで交流が続いています。

 

学生寮のメリット・デメリットまとめ

  • メリット:

    • 大学に近く通学が楽で、セキュリティもしっかりしていて安全。

    • 入寮手続きが簡単で、家具や光熱費も込みの場合が多く、すぐ生活を始められる。

    • イベントが多く、現地の学生や私のように他国からの留学生と友達になる機会が圧倒的に多い!

  • デメリット:

    • キッチンやバスルームが共同の場合、ルールが厳しいことも。

    • プライベートな空間が少ない(特にシェアルームの場合)。

    • 費用面では、後述するフラットシェアよりは高くなる傾向があります。

 

3. イギリスの家庭を体験!ホームステイの光と影

ホームステイの魅力とは?

ホームステイを選んだ友人の話によると、一番の魅力は、やはりイギリス人家族と生活を共にし、現地のリアルな文化にどっぷり浸れること。毎日の食卓での会話は、どんな教科書よりも生きた英語のレッスンになります。週末には、家族のイベントや近所への小旅行に一緒に連れて行ってもらえることもあったそうですよ。

 

知っておきたい、ホームステイの現実

ただ、良いことばかりではないのも事実です。

  • 費用: 食事が付いている分、寮よりもトータルの費用は高くなる傾向にあります。

  • 食事問題: イギリスの家庭料理が、必ずしも自分の口に合うとは限りません…。

  • 相性問題: これが一番重要かもしれません。友人のなかには、残念ながらファミリーとの生活習慣や考え方の相性が良くなくて、早々に滞在先を変更した子もいました。こればっかりは、行ってみないと分からない部分もありますね。

 

 

 

4. 自由と節約を両立?フラットシェア完全攻略ガイド

さて、ここからは上級編。自由と費用節約を求めるなら、フラットシェア(賃貸)が選択肢になります。大変なこともありますが、その分得られるものも大きいですよ。

 

Part 1: 【探し方編】理想の部屋を見つけるまで

①ウェブサイトを使いこなす! イギリスで最もメジャーな部屋探しサイトは「Spareroom」と「Rightmove」です。

    • Spareroomのコツ: まずは自分のプロフィールを充実させましょう!顔写真、自己紹介、希望する部屋の条件、趣味などを書いておくと、相手からの信頼度が上がり、連絡が来やすくなります。問い合わせメッセージを送る際は、コピペではなく、「あなたのプロフィールを読んで、〇〇な点に興味を持ちました」と一文加えるだけで、返信率が格段に上がりますよ。

    • 検索のヒント: "Bills included"(光熱費・ネット代込み)で絞り込むと、月々の支払いが分かりやすくておすすめです。

Spareroom公式サイト🔻

www.spareroom.co.uk

 

Rightmove公式サイト🔻

www.rightmove.co.uk

 

②大学・コミュニティを頼る!

    • 大学のAccommodation Office(住居課): 大学が提携している信頼できる大家さんや物件リストを紹介してくれることがあります。まずは相談してみましょう。

    • Facebookグループ: 「(都市名) Flat Share」や「(大学名)日本人会」などのグループでは、帰国する人が次の入居者を探している「引き継ぎ」の情報が出ることがあります。これは掘り出し物が見つかるチャンスです!

 

Part 2: 【内見編】失敗しないためのチェックリスト30

気になる物件が見つかったら、必ず内見(Viewing)をしましょう!その際にチェックすべきポイントをリストアップしました。

【部屋の中】

  1. 日当たり・窓の方角

  2. 湿気の跡やカビの匂いはないか

  3. 窓は二重窓か(防音・断熱効果)

  4. 暖房器具(ラジエーター)は正常に動くか

  5. コンセントの数と位置

  6. 収納スペースは十分か

  7. 家具付きか(ベッド、机、椅子、クローゼット)

  8. 部屋の鍵はかかるか

【共有スペース】

9. キッチンの清潔さ・広さ

10. 冷蔵庫・冷凍庫のスペース

11. 調理器具は揃っているか

12. 洗濯機はあるか(乾燥機能も)

13. シャワーの水圧は十分か

14. お湯はすぐに出るか

15. トイレやバスルームの清潔さ

【建物・環境】

16. Wi-Fiの電波状況

17. 携帯の電波は入るか

18. 建物全体のセキュリティ(玄関の鍵など)

19. 近隣の騒音(昼と夜、両方確認できるとベスト)

20. 最寄りの駅やバス停からの距離

21. スーパーやコンビニへのアクセス 22. 街灯など、夜道の明るさ

【ルームメイト】

23. 現在何人住んでいるか(国籍、職業/学生)

24. 生活リズム(朝型/夜型)

25. 掃除の頻度やルール

26. 友人の宿泊はOKか

27. パーティーは頻繁に行われるか

28. 全体的な雰囲気は自分に合いそうか

【詐欺対策】

29. 内見前にデポジットや家賃の支払いを要求されていないか(これは典型的な詐欺です!

30. 大家さんやルームメイトの対応は誠実か

 

Part 3: 【契約編】サインする前に!法律の知識で身を守る

部屋が決まったら、いよいよ契約です。ここは慎重に!

  • 契約書(Tenancy Agreement): サインする前に、必ず以下の項目を確認しましょう。

    • 家賃(Rent): 金額と支払日、支払い方法。

    • デポジット(Deposit): 金額(通常、家賃の4~5週間分)。

    • 契約期間(Tenancy Length): 開始日と終了日。

    • 解約通知期間(Notice Period): 退去する際に、何ヶ月前に大家さんに通知する必要があるか。

    • 修理責任の所在: 何かが壊れた時、誰が修理費用を負担するのか。

  • デポジット保護制度(Tenancy Deposit Scheme): イギリスには、大家さんが預かったデポジットを政府公認の第三者機関に預けることを義務付ける法律があります。これにより、不当にデポジットが返ってこないというトラブルを防げます。契約時に、あなたのデポジットがどの保護制度に登録されるのか、必ず確認しましょう。

  • カウンシルタックス(Council Tax): これは日本の住民税のようなものですが、フルタイムの学生は免除されます!大学で「Council Tax Exemption Certificate(免除証明書)」を発行してもらい、自治体(Council)に提出する必要があります。忘れずに手続きしましょう。

 

Part 4: 【暮らし編】ルームメイトと快適に過ごすコツ

  • ハウスルールを最初に決める! 掃除の分担、ゴミ出しの曜日、友人の宿泊ルールなど、最初に簡単なルールを決めておくだけで、後のトラブルをぐっと減らせます。

  • 費用の精算はスマートに! 光熱費などを割り勘にする際は、「Splitwise」などの精算アプリを使うと、誰がいくら払ったかが明確になり、お金のことで気まずくなるのを防げますよ。

 

 

 

5.【応用編】「ホームステイ」と「フラットシェア」の、賢い"合わせ技"

友人のなかには、こんな賢い方法を取っている子もいました。

  • 最初の1ヶ月は、生活サポートが手厚いホームステイで現地の暮らしに慣れる。

  • その間に、街の土地勘を掴みながら、気の合う友達と一緒にフラットシェアの物件を探して引っ越す。

これは、安心と自由の両方を手に入れる、とてもスマートな方法ですよね!

 

まとめ:あなたの理想の留学生活に合わせた「家」を見つけよう

学生寮」「ホームステイ」「フラットシェア」。 それぞれに素晴らしいメリットと、知っておくべき現実があることが、お分かりいただけたでしょうか。

大切なのは、あなたが留学生活で何を一番大切にしたいか(費用?現地の人との交流?プライベートな時間?自由度?)を、自分自身に問いかけてみることです。

家探しは、時に大変で、エネルギーのいる作業です。でも、その先には、あなたの留学生活の基盤となる、温かくて素敵な「家」と、そこでの素晴らしい出会いが待っています。

私はシェアルームを選んだことで、費用を抑えられただけでなく、国境を越えた一生の友人を得ることができました。あなたにとっても、最高の「家」が見つかることを、心から願っています。

あなたのイギリスでの暮らしが、素晴らしいものになりますように!

 

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